今回は「続ける人は、人生が動き出す」といった帯の言葉と、私が法則と言う言葉が好きなのもあり、どんな法則があるのかそしてどのような成果を得られるのかに興味を持って、読んでみました。
私も、毎日の生活の中で裕福な暮らしを将来にする。子どもや両親が安心して生活し、私自身も自然に興味があるので、その環境に触れられる生活をしている。といったことをよく考えます。
そのためには、どのような思考力が必要なのか、また収入をあげることが実証されている方法が紹介されています。
将来に向けて経済的に成功したいと考えたことがある方は、読んでみて損はないと思います。私もいくつかの法則を実践して感じたことを紹介していきたいと思います。
こちらの本はいつも手元においてすぐ見れるようにしている書籍となりました。
「「お金」と「すごい成果」の法則」を読んだきっかけ
夢や将来こうなっていたい。と言ったことを常々考えています。朝起きて、外が見えるカフェで朝ごはんを食べ、自然と共に外で仕事をし、夕方家に帰り、子どもと散歩に出かけたり、一緒に宿題をしたり。夜は本を読んだり、盆栽をいじったり。
そのような生活を送るためには経済的な自立が必要なわけですが、過去にもいろいろとそういった法則の本もあります。
色々と裕福になるための法則を解説されてはいるのですが、個人的には一つの法則だけでは成り立っていないのだろうなと考えていました。なにか複合的にあるのだろうと。
複数の法則の紹介とそれについてどのような効果があるのか。また、実践的なものってないのかなと思っていました。
そうした時に、見つけたのが、今回の「「お金」と「すごい成果」の法則」になります。早速購入しました。私は朝起きてに本を読んだあと、車で仕事に向かう途中のコンビニでコーヒーと共に本を読む習慣がありますので、今回もその流れでこちらの本も読みました。
「「お金」と「すごい成果」の法則」 要約
- 思考を変えて人生を変える。
- 全ての出来事には理由がある。自分がコントロールできるのは、結果ではなく種まき。
- 目標を書き出せば人生が変わる。7つのステップで目標を設定する。
- お金を稼ぐ、貯める、生活費のコントロール、投資で収入を増やす実証された法則が分かる。
- お金を稼ぐ。お金を貯める。生活費をコントロールする。お金を投資して成長させるカギがある。
| 書籍 | 「「お金」と「すごい成果」の法則」 |
|---|---|
| 著者 | ブライアン・トレーシー |
| 出版社 | 日本経済新聞出版 |
「「お金」と「すごい成果」の法則」の著者 ブライアン・トレーシー氏の紹介
著者のブライアン・トレーシー氏は、高卒を中退後に肉体労働者として働き、その後大企業の最高執行責任者(COO)にまでなる人物です。ブライアン・トレーシー・インターナショナルの会長兼CEOとしても知られています。
22の企業や業界で働いた経験から、全米各地でセミナーなどで成功の原則を教えるようになり、潜在能力の開発や自己研鑽の方法を指導してきた人物です。
「「お金」と「すごい成果」の法則」書籍構成と要約
「「お金」と「すごい成果」の法則」は全部で2パートの構成となっています。おわりにまでで221ページの書籍です。
はじめにでは思考を変えて人生を変えるで、著者のブライアン・トレーシー氏の人生について、書かれており、目標の設定であったり、成功するためのエネルギーは何か、どのように始めたか。そして、すべては理由があって起こることの発見。そしてこの本が、すごい成果を上げてきた億万長者たちの行動について学び、粘り強く続ければあなたも同じ成果を得られるといった強いメッセージが込められていました。
次にパート1になりますが、ここには、経済的に成功する為の思考力に関連する法則が書かれています。
全部で12の法則の解説がされています。また、エクササイズもついており、エクササイズを行う事で、法則を実体験するような仕組みとなっています。土台部分の成功する為の考え方が記載されているパートになります。
パート2には、いよいよ収入を倍にする為の実践で実証された法則の解説がされています。
こちらについては、20の法則が出てきます。こちらもエクササイズ付きになるのでやり方や体験ができます。
20の法則の中については、大きく5つ。目標設定、お金を稼ぐ、お金を貯める、支出をコントロールする、投資でお金を成長させるに関連する法則が書かれています。
最後に、初めに取り掛かるべき4つのキーポイントがまとめられています。
はじめに:思考を変えて、人生を変える
パート1:経済的に成功する為の思考力を養う
12の法則解説
パート2:実践的で実証された方法で収入を2倍、3倍にする
20の法則解説
「「お金」と「すごい成果」の法則」4つの鍵
「脳と成功の科学」書籍 要点
- 自力で億万長者になった人たちの行動を学び、粘り強く行動し続ければ同じような結果を得ることが期待できる。
- 経済成長を養う思考力の法則については、因果、報酬、コントロール、責任、信念などを含む12個の法則がある。
- 思考力を養う法則で超意識の法則がとても重要
- 実践で実証された法則については、目標設定、時間管理、3つの仕事、交換、貯蓄、投資と複利など20の法則がある。
- 目標設定は、7つのステップで行うとよい。まずはステップ1で何を望むのか正確に決めるところから始める。
- 4つのキーワードはお金を稼ぐ、お金貯める、支出を減らす、投資で増やす。
- 稼ぐことからスタートするが、長い目でみて稼いだ金額ではなく貯めた金額であることは忘れないように。
全体をまとめると次の2つかと思います。
成功する為の思考力を12の法則で養う
目標設定、お金を稼ぐ、お金を貯める、支出をコントロールする、投資をするの5つに関連する20の法則を粘り強く続ける
これらを継続することが成功への行動の1歩ということだと考えます。
「「お金」と「すごい成果」の法則」を読んで実験してみたこと
全部で32個の法則が贅沢に載っている書籍でした。パート1の思考力の法則とパート2の実証された法則があります。
目標設定の法則については、やっていきますがすぐに体験はできないと思いますのでそちらは長期計画で検証をしていきます。
まずは、思考力の法則として責任の法則をまずは行ってみました。
責任の法則とは、困難に対して責任を持てば学びとなる。ということで、1つ目の教えは不幸な主な原因は否定的な感情であり、ネガティブ感情の根本は責任転嫁であるというもの。2つ目の教えは、自分に言い聞かせたものは上書きされて新しい指令として脳に刻まれるためポジティブなことば選びをするというもの。3つ目の教えは、ほとんどすべてのネガティブ感情は、自分の人生で悲しませる何かが誰かのせいであるという責任転嫁することだということで。
ポジティブ人間になるためには自分に責任があることを忘れてはいけないというものです。
その為私も、さまざまな出来事に対して「自分に責任がある」という言葉を唱えてみることにしました。
あともう1つ気になる法則は、やはり超意識の法則でしょう。
私も法則の名前だけでは、何のことかよくわからなかったのですが、すべての法則の中で最も重要とのことでした。
顕在意識、潜在意識、超意識と3つの意識があることが分かっているとのことです。
顕在意識は基本となるOS(オペレーションシステム)のことで、よく言う5感と呼ばれる視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚などから取り入れられたデータを処理しているシステムです。
潜在意識は、単に命令に従うもので、情報、アイデアなどを検索する図書館とかデータベースのようなものです。自身がプログラムしたものと調和して外部に機能させる働きを持ちます。反映されるのは自分が入力したものになります。
超意識は顕在意識と潜在意識に保存されている情報とデータにアクセスでき、ポジティブなイメージを現実に引き寄せるものとのことです。
超意識を働かせるための方法として、1つは、目標を設定すること、もう1つは、精神統一ということで、今回のエクササイズにある目標達成のための沈黙に入るという30分間ただ静寂の中で心を浮遊させる。瞑想状態をつくることをやってみました。どのような状態になるのかを試してみました。
今回、実践したのは、1つは責任の法則、もう1つは超意識の法則になります。
そのほかの法則については、目標設定の法則などお実験はしていきたいと思います。
「「お金」と「すごい成果」の法則」検証の結果
まずは、責任の法則を実施してみて感じたことです。
割と不思議なことに、「自分に責任がある」と唱えると、イライラ感はなくなり、どうしたらよいかを考えることができます。逆に、「私は悪くない」とか、「相手がしていないのがいけない」など責任転嫁的なワードを思い浮かべる(唱える)とたちまちイライラすることに気づくことができました。
結果的に、自責に思うと次に何をしようかと前向きな気持ちが強くなりますが、他責にするとイライラが募ります。また、相手が他責な言葉を使うと攻撃された感じに受け、自分の責任だというとどうやって助けてあげたらよいかといった意見がでたりします。そういった意味では、自分に責任があると皆が考えるだけでイライラ感はなくなり建設な意見となっていくと感じました。他者にそれを望むのは難しいので、自分がどう変わったらよいかを考える機会となりました。
次に超意識の法則ということで、まず試したのは静かなところで目をつぶって何も考えないように30分間じっとしている。といったことをやってみました。
まず、30分間は長い。残念ながら30分間をずっと何も考えずに座っていることはできなかったです。
ただ、途切れながらも30分間瞑想といったことをすると、何か問題の答えがでてくるという事でした。私の場合は、職場の人間関係に悩みを持っていたこともあり、悩んでいる原因の人物が浮かんできたりしました。
やはり、心の底にはそういった人間関係の悩みがあったのかと、割と納得感がありました。そして、モヤモヤの原因がそこにあると分かったため結構気持ち的にすっきりした感じがします。
ポジティブに将来こうしていきたいということを常々考えていれば、それに対する回答的なものが得られるかもしれないなとは思いました。
たまたまかもしれないし、思い込みかもしれませんが、30分という長時間瞑想は心の本来の悩みに気づき、が得られるかもしれません。
30分の瞑想などをやろうと自分で思い立ってやるわけでもないので、私としてはやってみて良かったし、今後も週末には30分瞑想を続けていきたいと思う内容でした。
私自身の感想なので、他に試した方はどのように感じたか分かりませんが、そんなに時間もかからず、何かしら体験はできると思うので興味あれば試してみても良いかと思います。
「「お金」と「すごい成果」の法則」のいくつかの法則を試してみた気づき・まとめ
思考力を養う12の法則と効果が実証されている20の法則について、私の方では、思考力を養う12の法則のうち2つの法則を試してみた結果をこちらで書いてみました。
どの法則の紹介にもエクササイズが書いてあるので、効果をためしてみることもやり方も具体的でやり易いと感じます。
やり方や感じ方は人それぞれですが、私が今回やった感じだと、総合的に自分も相手も客観的に捉えることができ、今まで言われて腹が立っていた事象についても、冷静に考えることができるようになったと感じた。
また、打ち合わせでもできない理由や他責の話をしている人に関して、言葉からすぐに分かるようになり、何がその人の発言をそうさせているのか等考えるようになった。
本来であれば、会議の議案をしっかり聞く必要があるのですが、そちらに意識がいってしまっているのは反省点です。
色々な成功に関する法則が書かれた本なので、私の場合一度全部読んでいますが、手元に置いてお昼休みなどで毎日読み返しています。
そのたびにこんなことに気を付けないと出会ったり、この間はこの感情が出てしまって良くなかったであったり、自身の感情や決断に関わる根本的な感情などが客観的に分かるようになったような気がします。
私の仕事のチームメンバーについても内容を共有したりして、自身の事象に当てはめて話などを行い。次はこういう接し方をしていこう等の話をしていたりします。
書籍自体は、各項目については○○の法則で区切られ、3ページから5ページくらいでモノづくりの対応をしています。
色々な法則があり、取り入れやすいもの、取り入れにくそうなものなどあるかと思います。
自分がやり易い項目から初めてもらってよいと感じますし、1度どのような体験ができるか自身でも確かめてみてください。
私自身そうでしたが、これが超意識なのかといったふわっとした体験ができると思います。
将来に向けて知っていて損はない法則と行動を促す原動力となる法則なので、手元に置いて見れるようにしておくと便利だと感じます。
ご参考にしてみてください。
【脳科学関係はこちらの本も楽しめます。】


書籍実験の総まとめ記事はこちらにあります。書籍の要約ややってた変化などをまとめています。

.png)

コメント