私は、グロービスのWebテスト「GMAP-CT(クリティカルシンキング)」を過去に2回受験しています。
1回目は、どのように勉強すればよいのか分からないまま、ほとんど対策をせずに本番を迎えました。結果は、正直にいえば撃沈です。
問題を見てから考えれば何とかなるだろうと思っていましたが、限られた時間の中で、文章や図表から必要な情報を読み取り、答えを選ぶのは簡単ではありませんでした。
そこで2回目は、まずGMAP-CTの出題傾向を調べ、クリティカルシンキング、資料解釈、判断推理、文章構造の読み取りに役立つ本を組み合わせて対策しました。
GMAP-CT専用の対策教材が限られていても、問われる力を分解すれば準備はできます。
この記事では、無勉強で臨んだ1回目の反省と、2回目に実践した勉強法、実際に役立った参考書を紹介します。
- GMAP-CTは、ビジネスで必要になる理解力と論理的思考力を測るテスト
- 問題は理解力3分野、論理的思考力3分野の計6カテゴリに分かれる
- GMAP-CTは無勉強で受けるより、問題形式を確認してから臨んだ方が対応しやすい
- 専用教材が少ないため、必要な力を分けて対策する
- 全体対策には『クリティカルシンキング・トレーニング77』が役立った
- グラフや表の対策には『畑中敦子の資料解釈の最前線』が使いやすかった
- 見慣れない問題に固執せず、解ける問題を確実に取ることも欠かせない
GMAP-CTとは?グロービスが提供するアセスメント・テスト
GMAPは、グロービスが企業などに提供しているアセスメント・テストです。目に見えにくい論理思考力や経営・ビジネス知識を測定し、人材の採用、配置、育成課題の把握などに利用されています。GMAP-CTは、その中でもクリティカルシンキングを扱うテストです。
後輩会社から受験するように言われたものの、GMAP-CTで何を測られるのか分からない人も多いのではないでしょうか。
GMAPにはCTとBFがある
GMAPには、大きく分けてCTとBFがあります。
| 種類 | 主に測る内容 | 対策の方向 |
|---|---|---|
| GMAP-CT | 理解力、論理的思考力 | 文章、図表、推論、論証の練習 |
| GMAP-BF | 経営・ビジネスの基礎知識 | 経営戦略、マーケティング、会計などの学習 |
GMAP-CTのCTは「Critical Thinking」を指します。単に知識を暗記しているかではなく、与えられた文章、図表、条件などを読み取り、そこから論理的に判断する力を見るテストです。
GMAP全体の目的や法人向けサービスの位置づけは、グロービス公式のGMAP案内で確認できます。受験方式や注意事項は変わる可能性があるため、会社から届いた案内と公式情報を優先してください。
GMAP-CTは知識だけでは対応しにくい
GMAP-CTでは、専門用語を覚えれば解ける問題ばかりではありません。文章の主張をつかむ、複数の条件を整理する、グラフから妥当な説明を選ぶといった力が必要になります。
分かりそうな問題でも、時間をかけすぎると後半が苦しくなります。私が1回目に苦戦した理由も、問題の内容だけではなく、初めて見る形式を短時間で処理する難しさにありました。
共通の合格点があるとは限らない
GMAP-CTは、資格試験のように受験者全員へ共通の合格点が設定されているとは限りません。どの水準を求めるか、結果をどのように扱うかは、実施する企業や受験目的によって異なる可能性があります。
友人は受験後に「合格ラインの点数を取れた」と話していましたが、ここでいう合格ラインは、勤務先などが設けた基準を指します。
インターネット上で見かけた点数だけで判断せず、自分の受験目的と会社から示された基準を確認しておきましょう。
GMAP-CTの問題形式と6カテゴリ
公開されている対策情報では、GMAP-CTは理解力と論理的思考力という2つの大分類から構成され、それぞれに3分野、合計6カテゴリがあります。各カテゴリで求められる力が異なるため、自分の苦手分野を見つけると参考書を選びやすくなります。



私は2回目の受験前に6カテゴリを確認したことで、「とりあえず何か解く」状態から、目的を持って勉強できるようになりました。
問題数・試験時間・回答形式
公開されているGMAP-CTの対策情報では、問題形式は次のように整理されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 問題数 | 30問 |
| カテゴリ数 | 6カテゴリ |
| 各カテゴリ | 各5問 |
| 回答形式 | 4つの選択肢から選ぶ形式 |
| 計算 | Web画面上の電卓を利用できる形式が案内されている |
単純計算では、30問を60分で解くため、1問に使える時間は平均約2分です。ただし、実際には一つの文章やグラフに複数の設問が付く場合もあり、すべての問題を同じ時間で解けるわけではありません。
6カテゴリと問題形式の詳しい整理は、大人塾のGMAP-CT解説でも確認できます。ただし、受験時期や契約内容などによって形式が変わる可能性があるため、最終確認は受験案内とグロービスの公式情報で行ってください。
GMAP-CTの6カテゴリ一覧
GMAP-CTの6カテゴリは、「理解力」と「論理的思考力」に分けて捉えると分かりやすくなります。
| 大分類 | カテゴリ | 主に問われる内容 |
|---|---|---|
| 理解力 | データ理解 | 表やグラフを正確に読み、データから分かる内容を判断する |
| 理解力 | 文章理解 | 文章の意味、つながり、前提、全体の論旨を読み取る |
| 理解力 | 論理構造把握 | 複数の情報や条件の関係を整理し、文章全体の構造をつかむ |
| 論理的思考力 | 数学的判断推理 | 複数の条件を組み合わせ、論理的に成り立つ内容を判断する |
| 論理的思考力 | 論証1 | 文章から仮説や検証点を読み、主張の妥当性を判断する |
| 論理的思考力 | 論証2 | 図表から仮説や検証点を読み、主張の妥当性を判断する |
カテゴリ名だけでは、具体的に何を勉強すればよいか分かりにくいかもしれません。ここからは、それぞれの問題内容と対策の方向をもう少し詳しく見ていきます。
データ理解|表やグラフを正確に読む
データ理解では、表やグラフに示された数値を読み、選択肢の説明が正しいかを判断します。
複雑な公式を覚えるというより、割合、増減、構成比、複数データの比較などを短時間で処理する力が必要です。計算結果を直接入力するのではなく、図表から読み取れる説明を選ぶ形式が中心とされています。
私は『畑中敦子の資料解釈の最前線』を使い、どの数字を比べるべきか、計算せずに選択肢を絞れる場合はないかを練習しました。
文章理解|意味・前提・論旨をつかむ
文章理解では、一文ずつ意味を追うだけでなく、文章全体として何を伝えているのかを読み取ります。
主張と具体例、原因と結果、賛成意見と反対意見などの関係を区別できないと、選択肢のわずかな違いで迷いやすくなります。
文章中に直接書かれている内容と、書かれていないことを分ける意識も必要です。普段の読書でも「筆者の結論はどこか」「その理由は何か」と考えながら読むと練習になります。
論理構造把握|情報同士の関係を整理する
論理構造把握では、文章に含まれる複数の情報や条件が、どのような関係にあるのかを整理します。
一つの長めの文章に複数の問題が続く場合、最初から何度も読み直していると時間がかかります。段落ごとの役割、話題の転換、結論につながる根拠を短くメモすると、全体像を保ちやすくなります。
私は『構造を読み解く力』を読み、文章を「主張」「理由」「具体例」「対比」などに分けて考える方法が役立ちました。
数学的判断推理|複数の条件を組み合わせる
数学的判断推理では、複数の人物、順番、位置、組み合わせなどの条件を整理し、論理的に成り立つ選択肢を探します。
条件をすべて頭の中だけで処理しようとすると、途中で分からなくなりやすい分野です。表、記号、簡単な図を使い、確定している条件から書き出す方法が向いています。
私は判断推理の基本問題が載っている『標準判断推理』を使いました。GMAP-CT専用本ではありませんが、条件整理の練習として役立ったと感じています。
論証1|文章の主張や仮説を検討する
論証1では、文章から主張、仮説、前提、検証すべき点を読み取ります。
単に文章の内容を覚えるのではなく、「この情報だけで、その結論まで言えるのか」「ほかの原因は考えられないか」と一歩立ち止まって考える力が必要です。
『クリティカルシンキング・トレーニング77』では、結論と根拠の関係や、思い込みを外して考える問題を幅広く練習できました。どのカテゴリに当たるかを厳密に分類するより、論理の弱い部分を見つける練習として使っています。
論証2|図表から仮説の妥当性を考える
論証2では、グラフや表を読み、そこから導かれた主張や仮説が妥当かを判断します。
データ理解と似ていますが、数値を正しく読むだけでは足りません。ある数字が増えているとしても、それだけで原因まで断定できるとは限らないためです。
「データから直接分かること」と「筆者や選択肢が推測していること」を分けて考えると、判断しやすくなります。データ理解と論証2は関連が深いため、図表問題を解くときに両方を意識しました。
GMAP-CTを無勉強で受けた1回目は厳しかった
GMAP-CTは、単に知識を暗記しているかを見る試験ではありません。文章やデータから必要な情報を整理し、限られた時間で妥当な答えを選ぶ力が問われます。私はその特徴を十分に理解しないまま、1回目の受験日を迎えてしまいました。



「考える力を見る試験なら、普段の仕事の延長で何とかなるだろう」と少し甘く考えていました。
勉強の仕方が分からず、そのまま受験してしまった
1回目の受験前は、GMAP-CT専用の問題集を見つけられず、何を使って勉強すればよいのか分かりませんでした。
参考書選びで迷っているうちに時間が過ぎ、結局ほとんど勉強しないまま本番へ。問題を解き始めると、内容を理解するだけでなく、短い時間で判断する難しさを感じました。
じっくり考えれば分かりそうな問題でも、本番では時間が待ってくれません。初めて見る形式をその場で理解する負担が想像以上に大きく、最後まで落ち着いて解き進められませんでした。
1回目の失敗から分かったこと
1回目の経験から感じたのは、GMAP-CTでは知識量だけでなく、問題形式への慣れと時間内に処理する練習が必要だということです。
もちろん、参考書を解けば本番と同じ問題が出るわけではありません。ただ、文章の論理関係を整理する、表やグラフから条件に合う数字を探す、複数の選択肢を比較するといった作業は、事前に練習できます。
無勉強だったからこそ、2回目は「専用問題集を探し続ける」のではなく、GMAP-CTで使いそうな力を分けて勉強することにしました。
2回目のGMAP-CTで行った対策
2回目の受験では、やみくもに問題集を始めず、最初にグロービスの公式サイトで出題形式や問題の構成を調べました。そのうえで、自分に必要だと感じた分野を、クリティカルシンキング、資料解釈、判断推理、長文読解に分けています。



GMAP-CT専用の問題集が見つからないと、何を基準に本を選べばよいのか分かりにくいですよね。
最初に公式情報と例題を確認する
まず行ったのは、グロービスの公式サイトで試験の概要や問題構成を確認することでした。
出題の全体像を知らないまま参考書を選ぶと、自分の苦手分野とは関係の薄い勉強に時間を使ってしまう可能性があります。最初に問題の特徴をつかんでおけば、「論理問題を増やす」「図表を重点的に練習する」といった判断がしやすくなります。
受験方式や出題内容は変更される可能性もあるため、受験前には必ず勤務先からの案内と公式情報を確認してください。
問われそうな力を分けて考えた
私は、GMAP-CTへの対策を次のように整理しました。これは公式の科目分類を再現したものではなく、参考書を選ぶために自分なりに分けたものです。
| 対策した力 | 練習内容 | 使用した本 |
|---|---|---|
| 論理的に考える力 | 条件整理、推論、前提の把握 | クリティカルシンキング・トレーニング77 |
| データを読む力 | 表、グラフ、割合、数値比較 | 畑中敦子の資料解釈の最前線 |
| 条件から判断する力 | 順序、対応関係、条件整理 | 標準判断推理 |
| 文章構造をつかむ力 | 主張、根拠、対比、結論の把握 | 構造を読み解く力 |
1冊ですべてを完璧にしようとしなかったことが、私には合っていました。苦手な部分を補う本を組み合わせる方が、勉強する目的を見失いにくかったです。
GMAP-CT対策で役立った参考書4冊
ここからは、私が2回目の受験前に使った本を紹介します。それぞれ役割が違うため、4冊すべてを同じ密度で進める必要はありません。まず全体対策用の本を試し、苦手分野が見つかったら補助教材を加える方法が取り組みやすいと思います。



参考書を増やしすぎると、終わらせることが目的になってしまいます。最初の1冊を繰り返す方法も十分ありです。
『クリティカルシンキング・トレーニング77』は全体像をつかみやすかった
『最強の思考法で試験や仕事に打ち勝つ クリティカルシンキング・トレーニング77』は、GMAP-CTで必要になりそうな考え方を、広く練習するのに役立ちました。
この本がGMAP-CT専用教材というわけではありません。しかし、「このように条件を整理するのか」「こういう角度から考える問題もあるのか」と、問題への向き合い方を知ることができました。
私は1回解いて終わりにせず、3周ほど繰り返しました。答えを覚えることではなく、なぜその選択肢になるのかを説明できる状態を意識しています。
友人にもこの本を貸したところ、とても感謝してもらえました。友人も勤務先などが求める基準の点数を取れたと話しており、自分以外にも使いやすい本だったのだとうれしく感じたのを覚えています。
GMAP-CT対策で最初の1冊を探している人は、幅広い思考問題を練習できる本から始めると、苦手分野を見つけやすくなります。
『畑中敦子の資料解釈の最前線』はグラフ・表の練習に役立った
表やグラフを読み取る問題への対策として使ったのが、『畑中敦子の資料解釈の最前線』です。
この本には、資料を最初から細かく読むのではなく、必要な数字や比較対象を見つけるための考え方が載っています。短い時間で問題を淡々と解き進める必要があるGMAP-CTと、比較的相性がよいと感じました。
私自身、この本で練習した考え方を使って回答できたと感じる問題が複数あります。後輩にも「やっておくとよいよ」と渡したところ、受験後に「データを理解する部分はかなりできたと思う」と自信を見せていました。
グラフや表を見ると時間がかかってしまう人は、資料解釈に特化した問題集で読み方の型を練習できます。
『標準判断推理』で条件整理の基本を練習した
判断推理の基本的な練習には、『標準判断推理』を使いました。
判断推理では、文章に書かれた複数の条件を整理し、矛盾しない組み合わせや順序を見つけていきます。頭の中だけで考えると混乱しやすいため、表や簡単な図に置き換える練習が役立ちました。
すべての問題を速く解こうとするよりも、最初は条件を正確に並べることを優先。慣れてきてから、不要な選択肢を早めに外す練習へ進むと理解しやすくなります。
『構造を読み解く力』は長文を整理する考え方につながった
長文読解では、問題集を数多く解く方法もありますが、私には川村有希絵さんの『構造を読み解く力』が役立ちました。
文章には、筆者の主張、理由、具体例、対比、結論といった役割があります。本書を通して、文章を一文ずつ追うだけでなく、全体がどのような関係で組み立てられているのかを見る意識が持てました。
その結果、GMAP-CTの長文でも「結局、何を伝えたい文章なのか」を以前より整理して考えられたと感じています。
この読み方は試験だけでなく、仕事の資料作成やプレゼンの構成にも応用できます。試験対策を仕事にもつなげたい人には、取り組む意味のある分野です。
参考書を使ったGMAP-CTの勉強方法
参考書を購入しても、最初から完璧に解こうとすると進みにくくなります。特にGMAP-CTは、専用問題と完全に一致する教材が見つけにくいため、「本番を再現する」よりも、考え方の型を増やす意識で使う方が現実的です。



参考書が何冊もあると、全部終わらせないといけない気がして焦ってしまいます。
最初の1周は得意・苦手を見つける
1周目は正答率だけを気にせず、どの種類の問題で時間がかかるのかを確認します。
たとえば、文章の意味は分かるのに選択肢を絞れない場合は論理関係の整理が課題かもしれません。グラフを見るだけで時間がかかるなら、資料解釈の基本から練習する余地があります。
この段階では、間違えた問題すべてを同じように復習する必要はありません。間違えた原因を一言で残すことが、次の勉強を決める材料になります。
2周目は正解までの考え方を説明する
2周目は、答えを選ぶだけでなく「なぜこの答えになるのか」を説明できるか確認します。
一度解いた問題は答えを覚えていることもあります。そのため、正解したかどうかより、条件の整理方法や、ほかの選択肢を外せる理由を言葉にする方が有効です。
説明できない問題は、まだ考え方が定着していない可能性があります。解説を読み直し、自分が見落とした条件や思い込みを確認しておきましょう。
3周目は時間を意識して解く
3周目では、少しずつ時間を意識します。最初から本番と同じ緊張感で進める必要はありません。
まずは「前回より迷う時間を減らす」「難しい問題で止まり続けない」といった目標を設定します。時間を測る目的は、自分を追い込むことではなく、どこで時間を使っているかを知るためです。
本番では、すべての問題を同じ時間で解けるとは限りません。解ける問題を確実に拾う意識も持っておくと、見慣れない問題が出たときに切り替えやすくなります。
GMAP-CT本番で意識したいこと
参考書で対策をしても、本番で初めて見る形式や、クセの強い問題が出る可能性はあります。私が受験した回でも、見慣れないグラフがあり、自信を持って答えられない問題がありました。それでも、前半で対応できる問題を取れたことが、ある程度の点数につながったと感じています。



分からない問題が一つ出ると焦りますが、その一問に試験全体を引っ張られないことも対策の一部です。
見慣れない問題に時間を使いすぎない
本番では、練習した形式に近い問題だけが出るとは限りません。私は見慣れないグラフが出たとき、十分な確信を持てず、最後は推測を含めて回答しました。
ここで一問に長く留まると、その後にある解ける問題へ進む時間が減ってしまいます。受験画面の操作方法や見直し機能など、許される進め方を事前に確認したうえで、一定時間考えても分からない場合の切り替え方を決めておくと安心です。
完璧を狙うより、対応できる問題で失点を減らすことを優先しました。
自分に共通する合格点があると思い込まない
GMAP-CTは、受験者全員に共通する国家試験のような合格・不合格だけで語れるとは限りません。勤務先や利用目的によって、結果の扱い方や求められる水準が異なる可能性があります。
そのため、インターネット上で見かけた点数だけを見て、一喜一憂しすぎない方がよいでしょう。受験の目的や評価方法について確認できる場合は、勤務先の担当部署から案内された情報を優先します。
目標点が分からない場合でも、まずは前回より落ち着いて解ける状態を作ることが具体的な目標になります。
GMAP-CT対策が向いている人・注意したい人
今回紹介した勉強法は、専用教材が少ない中で、必要な力を分けて補う方法です。一方、参考書をたくさん購入するだけでは得点にはつながりません。使える時間と苦手分野を確認し、自分に必要な本を絞ることが出発点になります。



試験日まで時間がない場合は、4冊すべてに手を出さない方がよさそうですね。
| 状況 | 優先したい対策 |
|---|---|
| 何から始めるか分からない | 公式情報の確認と総合的な思考問題 |
| グラフや表が苦手 | 資料解釈の問題を重点的に練習 |
| 複数の条件で混乱する | 判断推理を図や表にする練習 |
| 長文の要点をつかみにくい | 主張・理由・具体例を分けて読む |
| 試験日まで時間が少ない | 苦手分野を1つに絞り、時間を測る |
4冊すべてを終えることが目的ではありません。試験日までの時間が短い場合は、公式の例題を確認したうえで、最も苦手な分野の本を1冊選ぶ方が現実的です。
また、今回紹介した本はGMAP-CT公式の専用教材とは限りません。同じ問題が出ることを期待するのではなく、考え方と処理方法を練習するための教材として使ってください。
まとめ|GMAP-CTは必要な力を分ければ対策できる
GMAP-CTには、これだけを解けば十分と言い切れる専用問題集が多くありません。それでも、出題の特徴を確認し、論理、資料解釈、判断推理、長文読解に分ければ準備できます。私自身、無勉強だった1回目より、参考書を組み合わせた2回目の方が手応えを感じられました。
- 私はGMAP-CTを過去に2回受験した
- 1回目はほぼ無勉強で臨み、厳しい結果だった
- 2回目は最初に公式情報と問題構成を確認した
- 対策する力を論理・資料解釈・判断推理・長文読解に分けた
- 『クリティカルシンキング・トレーニング77』は3周した
- 『畑中敦子の資料解釈の最前線』は図表問題の練習に役立った
- 『標準判断推理』では条件を整理する基本を練習した
- 『構造を読み解く力』は長文の構造把握につながった
- 見慣れない問題に時間を使いすぎないことも必要
- 参考書はすべて買わず、苦手分野に合わせて選べばよい
最初の一歩は、公式情報と例題を確認し、自分が時間を使いそうな分野を一つ見つけることです。1回目にうまくいかなかった私でも、対策の方向を変えることで2回目には手応えを得られました。この記事が、自分に合った準備を始めるきっかけになればうれしいです。
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