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『強みを生み出す育て方』を要約!子どもの気質・才能・素質を診断してみた!

2025 7/15
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読書と気づき
2025-02-152025-07-15

「うちの子、すぐ習い事をやめたがる」「なにが向いてるのかわからない」——そんなふうに悩んだこと、ありませんか?

目次

子どもの“強み”って、どう育てる?

私自身も、何度もつまずきながら、わが子の“合う”習い事を探してきました。大切なのは、「周りがいいと言うもの」ではなく、「その子自身がのびのびできるもの」を見つけること。そんなとき、出会った一冊が『“強み”を生み出す育て方』(船津徹 著)でした。

この本には、子どもの“強み”を3つの視点から見つける方法が紹介されています。それが、「気質」「才能」「素質」の3つ。

読みながら、わが子の表情や言動を思い出し、まるで診断してもらっているような気持ちになりました。そして、「あ、今の習い事、実はぴったりだったのかも」と、静かに安心できたのです。

「ほめるから、強みを伸ばすへ」

心に残ったのは、「ほめるから、強みを伸ばすへ」という一節でした。

著者の船津さんは、子どもをやみくもにほめるのではなく、その子のタイプに合った“伸ばし方”を提案してくれます。「気質」は5タイプ、「才能」も5タイプあり、それぞれに合う接し方や習い事が具体的に示されているのです。

たとえば、「天才気質」の子には挑戦する機会を、「パフォーマー気質」の子には注目される経験を。
どちらも「できるね、すごいね」と言うより、「あなたの工夫、見てたよ」「最後までやりきったね」のように、その子の価値観に寄り添った声かけが大事だと知りました。

わが子にも当てはめてみると、「どうしてうまくいかないんだろう」と思っていた関わり方の理由が、少しずつ腑に落ちてきたのです。

わが子の“気質・才能・素質”を診断してみた

本を読みながら、実際にうちの子の気質・才能・素質を診断してみました。

  • 気質:「天才気質」「パフォーマー気質」
  • 才能:「音楽的才能」「アート的才能」
  • 素質:左利き、持久力あり、がっちり体型

なるほど、と思うところがたくさんありました。

とくに「天才気質」は、集中力や独自のこだわりが強く、「一人でじっくり」型。一方「パフォーマー気質」は、場を盛り上げたり注目を集めるのが得意なタイプ。

この2つをかけ合わせて考えると、今通っているダンスやピアノ、英会話などが、意外にも彼女の“強み”に合っていることが見えてきました。

習い事と「楽しい」がつながるとき

今、うちの子が取り組んでいる習い事はこんな感じです:

  • ダンス:「天才気質」×「アート的才能」
     → 音楽に合わせて自由に動く時間が、のびのびと楽しそう
  • ピアノ:「天才気質」×「音楽的才能」
     → リズム感覚が好き、弾けるようになるのは楽しいみたい。
       弾けるようになると楽しいけれど、練習は文句言いながらやってます。
  • 英会話:「言語博物的才能」+好奇心旺盛な性格
     → 外国人の先生とのやりとりが刺激的で、毎回楽しみにしている。話が楽しいらしい。
  • そろばん:「天才気質」×「STEM的才能」 
     →ここは、STEM的才能については、ポイントが高くなかったけれど、友達と一緒に行くのは楽しいみたい。
      友達よりも級の上がり具合は遅いけれど(何回も同じ級をしている)少しづつ級をあげています。
      諦めずにかんばってますね

以前通っていた水泳は、ある程度泳げるようになったところで「もう満足」と言ってやめました。運動はしてほしい気持ちもありますが、「今は好きなことを深める時期」と考えるようにしています。

本から得た実感:「その子らしさを育てる習い事」がいちばんの近道

この本を読んで、わが子のことを「より深く知れた」と思います。

そして何より、「親が選ぶ」から「子どもが伸びる場所を見つける」へという視点のシフトが、しなやかな子育てには必要だと感じました。

「この習い事がいいらしい」ではなく、「この子にとってどうか?」を軸に選ぶ。
そのためには、子どもの内面を、親自身が柔らかく見つめる時間が必要なんだと気づかされました。

次にこの本を読んでの超要約をしていきたいと思います。

『強みを生み出す育て方』要約

タイプ別にお勧めの習い事などが書かれており、今から習い事を考えられている皆様の参考となる書籍だと思います。

気質・才能・素質から強みを見つけて伸ばしてあげる
ベストマッチな習い事を見つけてやる気を引き出す
5つの気質毎の伸ばすカギ

書籍「強み」を生み出す育て方
著者船津 徹
出版社ダイヤモンド社

「強みを生み出す育て方」の著者 船津徹先生の紹介

船津徹先生は福岡県生まれです。2001年にホノルルにTLC for Kidsを設立し、グローバルな人材を育てるための英語教育プログラム「TLCフォニックス」を開発されています。25年で延べ5,000名以上のバイリンガルを育成されてこられました。「世界標準の子育て」などの書籍も出されています。

「強みを生み出す育て方」書籍要点


強み作りで子どもは伸びる。強み作りの為に、気質、素質、才能を見極めよう。気質、素質、才能の診断の仕方も書かれており、子どものタイプに沿ったアプローチ方法が解説されている。
強みに沿った習い事を見つけて自信をつけてもらおう。子供のタイプ別にお勧めな習い事リストが記載されており、習い事選定のヒントに。
気質に沿った、習い事の選び方、学力の伸ばし方、学校や職業までの適正やヒントが得られる。
親としての子供への寄り添い方、サポートの仕方。

「強みを生み出す育て方」書籍構成と要約

「強みを生み出す育て方」は全部で9章の構成となっています。あとがきまで合わせて300ページ。となかなかのボリュームがあります。前半の1章から4章は気質、才能、素質のチェックと気質のタイプを確認と習い事のマッチングといったお子様の気質タイプは何かを確認の仕方などが分かります。後半の5章から9章は、それぞれの気質タイプの伸ばすカギが書かれていますので、自身のお子様の気質タイプをじっくり読んでもらえればよいかと思います。気質タイプは複数のタイプにまたがり高い傾向の場合もあるので、ゆっくりでもよいので全体を読めば理解も深まるかと思います。

1章:子供の「強み」を見極めよう
2章:子供にベストマッチな習い事を探そう!
3章:子供のやる気を引き出す方法
4章:学業と習い事を両立させる秘訣
5章:天才気質を伸ばすカギは「家庭」にある
6章:研究者気質を伸ばすカギは「探求心」
7章:商人気質は「競争心」「お金教育」がカギ!
8章:パフォーマー気質は「行動力」で伸びる!
9章:共感者気質は「コミュ力」で伸びる!

それでは、各章の内容の要約を絞って書いてみたいと思います。

1章:子供の「強み」を見極めよう

1章では、子供が自身で人生を選択できるように、苦手克服よりも強み作りをしてあげようといったベースがあり、気質、素質、才能について解説がされています。

【気質】性格的特徴(優しい、活発など)で、強み作りに最も重要な要素とのことで、生まれつきのもので一生変わらないようです。その為、気質の見極めから始めましょう。軸となる気質は5つあり、天才気質、研究者気質、商人気質、パフォーマー気質、共感者気質に分類がされています。
【素質】:身体的・外観的・知的な特性(背が高い・記憶力がいいなど)で遺伝的な要素を含みます。身体的、外観的、知的の3つの特性をそれぞれ見つけていきましょう
【才能】:技能的特性(算数力・音感など)で特定の分野の技能習得の仕方が優れていることで、こちらも5つの領域があると解説されています。STEM、言語博物学的、運動的、音楽的、アート的の5つです。

気質診断、才能診断があり、それぞれの気質、才能ごとの特徴やほめ方などが書かれています。

2章:子供にベストマッチな習い事を探そう!

2章では習い事の選び方が解説されています。気質×素質×才能での3つの特性からベストマッチな習い事の候補を選定していきます。

選定の手順が記載されています。

ステップ1:気質からのスポーツの選定
ステップ2:才能からスポーツ以外の習い事の選定
ステップ3:素質から習い事の優先順位を選定。

5つの気質×5つの素質から25タイプのならごとチャートが記載されているのでそこから素質の面で優先順位を決めて習い事を選んでいくとよい感じです。(一目で分かりやすいチャートです!)

事例や親としての取り組み方なんかも解説されています

3章:子供のやる気を引き出す方法

3章はやる気の引き出し方ということで、親のかかわり方の解説です。

やる気を維持する2つのコツ

今よりも少しうまくしてあげる。壁にぶち当たった時サポートして、今よりもちょっとだけうまくしてあげて、自信をつけてあげる。
手の届く目標を持たせる。子供が自分でやってみるというように導くようにしてあげる。

親はコーチではなくサポーターに徹する。子供を受け入れて励ましてあげる。習い事の目的は自信をつけてもらうこと。親が先回りするのはやめよう。

やる気を高めるほめ方3つ

できた瞬間をほめる
本気でほめる
良い面を具体的にほめる

子どもにとって一番うれしいのは親から認めてもらうこと

やる気を高める環境を作ることも大切。子供の写真や家族の写真を飾るなどの環境と整えると自己肯定感が高まる。

4章:学業と習い事を両立させる秘訣

勉強と習い事の両立で相乗効果が得られる。両立することで後回し癖が消えてタイムマネジメント能力が身につく。

良好な親子関係を築くこと2つのコツ

生活のリズムの一定化(ルーティン化)
子どもとの対話を増やす(子どもをよく知る)

最優先は睡眠。早寝早起きが大切。楽しい食事を心がける、食事中の会話を楽しむことで地頭がよくなる。

習い事を辞めたいといった時の2つの対処法

サポートをうまくしてあげる
技能差が埋まらない場合はやめる選択肢もあり

5章:天才気質を伸ばすカギは「家庭」にある

5章からは気質毎のキーポイントが書かれています。

まずは、天才気質についてです。

特徴として、特定の技能習得が早い。集団社会にスムーズに溶け込みにくい。特定の刺激に繊細。

社会で孤立させず学力と習い事のレベルを上げる2つのコツ

知的好奇心を満たすハイレベルな教育環境を与える
家庭環境で技能を突き抜けさせる

学力を伸ばしかた

ずば抜けた記憶力を学力アップに活かす
関心のある学問分野で突き抜けさせる

習い事の選び方

子どもの素質を活かせる習い事を選ぶ➤記憶力や創造力など素質に合ったものを選ぶ
レベルの高い競争に参加させて突き抜けさせる➤ボードゲームは有力

特性を思いっきり発揮できる場所であることが大切

6章:研究者気質を伸ばすカギは「探求心」

研究者気質についてです、キーワードは「探求心」

特徴として、好きな事や興味のあることをとことん突き詰めたい探求心がある。

研究者気質の子供を伸ばす2つのポイント

好きなことをとことん研究させる
情熱を刺激する仕掛けを親が作る

学力を伸ばしかた

STEAM教育で好奇心を刺激する
同じ関心を持つ仲間がいる環境を作る

習い事の選び方

子どもが興味のある習い事を選ぶ➤スポーツが苦手でもその裏の科学や技術に注目してみる
探求心を活かせる個人スポーツに挑戦してみる➤一人で研究に没頭できる個人スポーツ
サイエンスに興味のある子にはアートがおすすめ➤アートで創造性が実験能力を高める

子どもの興味や関心の芽を認め応援してあげる、探求心をうまく刺激すると伸びていく

商人気質についてです。キーワードは「競争心」

7章:商人気質は「競争心」「お金教育」がカギ!

特徴として、「負けたくない」気持ちが人一倍強く、自分を簡単に曲げない

商人気質の子供を伸ばす2つのポイント

負けず嫌いのベクトルを合わせる
環境を変えてチャレンジの精神を養う

2種類の負けず嫌い

他人に対して負けず嫌い(感情むき出しタイプ)➤ガチ対決で伸びる
自分に対して負けず嫌い(ストイックタイプ)➤親のサポート必要。こっそり技能を伸ばす

学力を伸ばしかた

算数は競争心を刺激しやすい教科
英語は小学生でも大人以上の実力が可能
お金の教育を実践して人生設計につなげる
習い事の選び方
ガチ競争スポーツに参加➤一対一の真剣勝負ができる個人競技がおすすめ
ストイックタイプの子には楽器がおすすめ➤こつこつ練習できる楽器演奏もおすすめ

競争心のベクトルを勉強や習い事に向けるようにしてあげる。

8章:パフォーマー気質は「行動力」で伸びる!

パフォーマー気質についてです。キーワードは「行動力」

特徴として、好奇心が旺盛でやりたいことが沢山ある。飽きっぽい。集中力がない。本気で打ち込めるものがあると能力開花

パフォーマー気質の子供を伸ばす2つのポイント

多様な活動で打ち込める何かを見つける。
集団スポーツに参加させて非認知能力を鍛える。

学力を伸ばしかた

野外活動で「好奇心」を刺激する。
家庭で討論する機会を増やし言語能力を伸ばす
異文化体験をさせ英語(外国語)に関心を持たせる

習い事の選び方

集団スポーツから1つ選ぶ➤集団スポーツで非認知能力が上がる
ダンスやミュージカルなど表現系の集団活動を紹介する➤協調力、コミュニケーション力、忍耐力が上がる
子どもによっては落語、漫才、コントなどの話芸にハマるかも➤人を笑わせるのが好きな子に

本気で打ち込める「何か」を見つけてあげよう

9章:共感者気質は「コミュ力」で伸びる!

共感者気質についてです。キーワードは「コミュニケーション力」

特徴として、人に関心があり、人と関わること、人から好かれることが好き。人間関係を円滑にしてリーダーとしても活躍が可能。

共感者気質の子供を伸ばす3つのポイント

雑談で家族のコミュニケーションを増やす
自分らしさを家庭で確立させる
大人の会話に子どもを混ぜる

学力を伸ばしかた

本の読み聞かせで「地頭」「国語力」を鍛える。
「読み書き教育」で9歳の壁を乗り越える
英語(外国語)に関心を持たせる

習い事の選び方

表現系の集団活動を何か1つ検討する➤周囲との調和で特技に引き上げる。
演劇が超おすすめ➤演劇の経験でコミュニケーション力が向上。自己肯定感も高まる
生徒会、ボランティアでリーダーシップが身につく➤リーターシップが鍛えられ優れたリーダーにも

コミュニケーション力を大きく伸ばしてあげる

「強みを生み出す育て方」感想

体系的で読みやすく要点もまとめられているので、時短でも読めると感じました。

1章から4章までは、子どもの気質、素質、才能の見つけ方が実践的に書かれているので、実際に子どもがどのような気質、素質、才能を持っているのかを楽しく実施することができると思います。

個人的には親だけでやるとフィルターが入ったりするかなと思い私の場合は、親戚や祖母なんかにも、気質診断、才能診断をしてもらい、違いがあったりするのか等見たりしてみました。

やる人にとっても見方が変わるかもしれませんが、うちの場合は祖母、親戚も踏まえ3人でやりましたがほぼ同じ気質と才能の結果でしたね。

5章から9章まではそれぞれの気質について、特徴、伸ばすポイント、学力の伸ばし方、おすすめ習い事、学校、職業の選び方まで書かれていますので、習い事についてこんなのが向いているのかと、子どもと話をしながら「こんなのやってみたい」などの話をしながら読むことができました。

また、親としての接し方なども書かれており、私も先回りしすぎとかの項目は注意しないといけないななど、気づきも沢山あった書籍でした。

おわりに:あなたの子にも“強み”がきっとある

この本は、親の不安をほぐし、子どもを見る目を少し優しくしてくれる一冊です。こんなことが分かります

子どもの強みや特性を見つけたいとき
子どもの強みを育てるための習い事を選びたいとき
子どもへの接し方に悩んだ時に特性を知れる。
それぞれの特性に沿った学力、習い事、学校、職業の伸ばし方、選び方が知れる

「何が向いているのかわからない」「今の習い事でいいのか不安」——そんな思いを抱えていた私にとって、「その子の気質と才能を知る」ことが、習い事や日々の声かけを見直すきっかけになりました。

子どもを知ることは、未来の自信の種をまくこと。
今の小さな「好き」が、やがて大きな「強み」に育っていくことを願って、これからもわが子と向き合っていきたいです。なってくれることがあります。左利きがあまり活躍してないですが、本人がやりたいと言って楽しくできる習い事が最終的には一番良いかなと思います

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