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子どもを“認める”ってどういうこと?承認スキル―チャイルドコーチング実践記④

2025 7/17
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心と時間の整え方
2025-07-092025-07-17

「がんばってることは分かってる。でもつい『なんでちゃんとやらないの?』って言ってしまう」

子育ての中でそんな自分にモヤモヤした経験、きっと誰しもあるのではないでしょうか。

チャイルドコーチングの中で、私がとても大切だと感じているのが“承認”のスキルです。

今回は、日々の親子の関わりの中で使える「承認」について、実際のエピソードを交えて紹介します。

目次

チャイルドコーチングにおける「承認」とは?

チャイルドコーチングでいう“承認”とは、子ども自身の存在や行動、成果に対して、価値を見つけて伝えること。

親が子どもに対して「見ているよ」「あなたのがんばりを受け止めてるよ」と伝えることが目的です。

3つの承認の種類

  1. 結果承認:成果や達成に対して注目する。
  2. 行為承認:努力や工夫、プロセスに注目する。
  3. 存在承認:ただ「そこにいてくれるだけ」でOKとする関わり方。

日々の中で、これらの承認をバランスよく取り入れることが、子どもの自己肯定感を育てていくカギになります。

日常で意識した“ことばがけ”

たとえば、うちの子は、よく「タイミングが悪い」と思ってしまうような場面があります。

チャイルドコーチングを学び、承認のスキルを意識しはじめてからは、

  • 「ここができたね」
  • 「漢字のはねの部分が上手だね」
  • 「一生懸命がんばってたね」
  • 「そろばん、練習してたから合格できたんだね」

といった声かけを意識して行いました。

すると、子どもが「今日、満点で合格したんだよ」と自ら嬉しそうに話してくれるようになったんです。

逆に、「もっときれいな字で書きなさい」と言ってしまった時は、

子:「私は字が汚いから、もうやらない」

と、すっかりやる気を失ってしまうことも。

その時あらためて、言葉のかけ方やタイミングが、子どもの心に与える影響の大きさを実感しました。

承認のスキルで意識したいこと

承認のスキルを日常で活かすためには、次のポイントが大切だと感じました。

  • できたときに注目する:結果だけでなく、取り組んだプロセスにも光を当てる
  • 当たり前を見逃さない:毎日やっていること、努力していることを言葉にする
  • 具体的に、心を込めて、タイミングよく:その瞬間に気づき、伝える

たとえば、

  • 「毎日ピアノの練習してるから、出だしの部分良くなったね」
  • 「この絵、色使いがきれいだね」
  • 「今日は静かに準備してえらかったね」

など、特別な成果ではなくても、“その子らしいがんばり”に気づくことがポイントです。

また、その子の存在自体を認めてあげることも大切だと思います。私の場合なんてことのない、あいさつや、ありがとうと言った言葉を頻繁に使うようにしています。

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子どもが変わる、親が変わる

「ちゃんと見てくれてる」と子どもが感じたとき、その信頼は親子関係の土台になります。

親も、子どもの成長を急がせるのではなく、「今ここにある姿」に目を向けることで、心が少し楽になる気がします。

子どもが“なりたい自分”に向かって進んでいくために、私たちはその後ろで見守りながら、必要なときにそっと手を差し伸べる。

チャイルドコーチングの承認スキルは、そんな優しい関係づくりの一助となると思います。

おわりに

承認とは、「すごいね」とほめることではなく、「あなたを見てるよ」と伝えることがとても大切だと思います。

その一言が、子どもの心に深く届くことがあります。

今日も、明日も、子どもの中にある“ちいさながんばり”を見つけてあげたい。

次回は「質問のスキル」について紹介予定です。

やさしい問いかけが、子どもの考える力を育てることにつながると思います。。

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チャイルドコーチング
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