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朝どれじゃがいもでポテチを作る。少しだけ手間をかけた、うれしい朝
朝の空気を吸いながら、畑に出てじゃがいもを数個収穫。
まだ土の湿り気が残る、ごつごつした新じゃが。
今日はこれを、塩ゆでとポテトチップスにして、家族で楽しむ朝のおやつにすることにしました。
朝の時間に、ちょっとだけ手間をかけてみる
仕事のある日でも、朝のうちに水やりや手帳時間をとるようにしていますが、
今日はそこにひとつ“食べるたのしみ”を加えてみました。
じゃがいもを洗って、薄くスライスして、ゆっくり油で揚げる。
ただそれだけなのに、キッチンには香ばしい匂いがふわっと立ちのぼります。
同時進行で小さな鍋には塩をひとつまみ加えた湯。
こちらはじゃがいもをころころ塩ゆでに。
素材そのものの味を、しみじみ味わう時間。
手をかけるといっても、ほんの少し。それでも“暮らしの質感”が変わる気がするのです。

子どものひとことに、ほっとする
普段は「じゃがいもあんまり好きじゃない」と言っていた子が、
塩ゆでじゃがいもを食べながら、ついついおかわり。
「あれ?じゃがいも嫌いじゃなかったっけ?」「おいしい」と、思わず笑顔に。
ポテトチップスも、同じように手が伸びていて、
いつの間にかお皿からなくなるほどに、好評でした。
何気ないおやつのひと時ですが、
こんな風にふわっとほころぶのは、すごくうれしい。
手間が手間じゃなくなる、こういう朝がいい
“手間”というと面倒なことのように聞こえるけれど、
そこに「楽しみ」や「やさしさ」が混ざると、
不思議とそれは“気持ちを整える行為”になる。
朝の静けさの中で、野菜を洗い、火にかけ、香りを感じて、
ほんの少しうれしい時間を分かち合う。
そんな朝をまたひとつ──。
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