今週のカナちゃんです
気温の乱高下がある中、冬至も過ぎてまた寒くなってきました。カナヘビのカナちゃんですが、現在の食事は、コオロギと人工餌のカナヘビバイトがメインです。大好きなクモは寒くて捕まえられないのでしばらくお預け状態になっています。
今回は、今は人工餌を嫌がらずに問題なく食べていますが、与えた当初は顔を背けて食べなかったので、人工餌に慣れていった日数と慣れさせるために試してみたことを書いていきたいと思います。
- カナヘビが人工餌になれるまでにかかった経過と日数
- 慣れさせるように試したこと
- 食べなかった時の様子
人工餌も食べられるようにしようと思った理由
まず始めに、今回カナヘビの餌を人工餌に変えてこうと思った理由について、簡単にお話しします。
生き餌だけだと大変だったこと
1)生餌を入手することが大変
カナヘビが来た当初何を与えたらよいか分からなかった為、ペットショップの人や子どもの友達に聞いて回っていました。ペットショップの店員さんはコオロギを進めてくれましたが、当時はカナヘビの小さくコオロギが口に入らず食べてくれませんでした。子どもの友達からはクモがいいと教えてもらい、庭にいるクモを与えてたところ食いつきがよくしばらくクモ生活でした。
クモの採取については、私も田舎暮らしですので家の家庭菜園のところへ早朝出向き、クモを採取して朝ごはんとして与え、夕方は、子どもが学校から帰ってきた後、畑へ行ってクモを採取して夜ごはんとして与えの生活。晴れた時は良いですが、雨の時などは足元がグチャグチャですし、クモも出てこないので捕まえることができないということになると言った点が大変です。
2)冬の季節に捕まえることができない
カナヘビが家に来たのは秋になります。その当時はクモもいたのですが、冬になると気温が下がり雪などが降るとそのシーズンは捕まえることができなくなります。
3)販売している生き餌は大きくて食べなかった
ペットショップではコオロギのSサイズというのが一番小さいのですが、そのサイズでも当時はカナヘビが小さくてコオロギが口に入らず食べてくれなかった。
生餌でもクモしか食べてくれなかったのと、冬になるとクモを捕まえることができなくなると言った理由から、人工餌を試しながら、大きくなればコオロギをチャレンジしていくといったことを試みました。
選んだ人工餌について
こちらについては、2つ試した感じです。1つ目はレオパドライ、2つ目はカナヘビバイトです。
両方ともカナヘビの人工餌で調べてみた時に与えていた記事や口コミがあったので購入して試してみています。
レオパドライは乾燥餌で水でふやかすタイプなので、そこまで手間もいらない感じでよいと感じたものです。
カナヘビバイトはカナヘビ専用の餌ということですが粉末で自分で水を混ぜて団子状にするので少し手間があります。
初回試していた時の記事はこちらに詳しくあります。

それぞれの人工餌に関しての詳細はこちら


人工餌を与えた初日の反応
最初に人工餌を与えてみた時の様子についてです。
初めて人工餌を与えてみた時。初日の食いつき
初日については、レオパドライは完全無視・・・・
餌を変えてカナヘビバイトは近づいてきて、素通り・・無視。。せっかく作ったので、さらに入れて放置。
結局クモを捕まえに行って与えた初日でした。
その後実際に見ていないのですが、皿に盛ったカナヘビバイトを1粒食べた形跡だけありました。
初回の人工餌を与えていた時大きさと飼育環境
大きさ自体は1度目の脱皮から3週間程度たった時なので大きさ的には15cmくらいの大きさの時期に初めて人工餌に挑戦をしています。11月の初旬くらいになります。
飼育環境については、基本セットは既に導入済みですので、バスキングライトやUVライト、ヒーターが設置されているのでライト照射時は活発に動く生活をしています。
クモについては普通に食いつきが良いのでいつものクモとは違う何かがピンセットで出てきたと言った感覚なのでしょう。
人工餌に慣れるまでの経過記録
実際に慣れるまでの様子についてです。初回の与えた時期が11月の第2週ごろでちょうど寒くなり始める時期から人工餌チャレンジを行っています。
人工餌チャレンジ1日目~7日目の様子
初日はレオパドライ、カナヘビバイトの両方とも全く食べなかった。カナヘビバイトについては、丸めたものをいくつか皿に盛っておいていたら1粒無くなっていたような形跡がある。
実際に食べたかどうか分からなかったので、可能性のあるカナヘビバイトに絞って人工餌に慣れさせるチャレンジを行う事にしました。
この期間では、丸めた餌をピンセットで持っていくと舌で舐めますが、食いつきはしない状況。
試した工夫
食べやすいようになるべく小さく丸めた。
ピンセットの先につけて口の前に出した。
人工餌チャレンジ8日目~14日目の様子
カナヘビバイトの団子について1口くらいは食べるようになる。
仕方なく食べている感じ。
試した工夫
小さい団子を作る。
ピンセットにつけて、カナヘビの顔の前で少し動かす。
朝の時間に与えてみる。
人工餌チャレンジ15日目~21日目の様子
朝はクモを食べ、夜はカナヘビバイトを食べてくれるようになる。
生き餌と人工餌を交互にすることで、飽きにくく食べてくれるような気がする。
試した工夫
人工餌について、柔らかい方が食べやすいかもと思い、カナヘビバイトに添加する水を少し増やしドロドロのゼリーっぽくして与えてみた。➤ これは失敗。うちの子は食べなくなってしまった。
クモくらいの大きさの丸まった団子の形も食べる要素の1つかもしれないと感じた。カナヘビの場合目で見て食べるようなので好きなクモと同じような形にすると食べてくれるような感じがする。
人工餌チャレンジ22日~28日の様子
クモとカナヘビバイトの完全併用が可能になる。
朝にクモ、夜にカナヘビバイトまたはその逆でも両方の餌をしっかり食べてくれるようになる。
クモの食いつきはいつも良いので、クモをピンセットで入れ続けたことで、ピンセットを入れると餌がもらえると分かるようになりました。
試した工夫
ピンセットでクモを与え続けることで、ピンセットがゲージに入るとクモが食べることができると近づいてくるようになった為、ピンセットにクモと同じような大きさのカナヘビバイトをつけることでクモの時のように食べてくれるようになった。
カナヘビバイトはカルシウムやビタミンDが取れないようなのでサプリメントを混ぜて練り込んだものも準備した。
サプリメントを混ぜたものでも食べてくれるので1食はカナヘビバイトで代用が可能な状況を作れた。
人工餌チャレンジ29日~35日の様子
朝晩カナヘビバイトの日を作っても嫌がらずに食べてくれるようになった。
大きさも20cmを越えてきたので、多少団子を大きくしても口の中に入れて食べられるようになった。
2個くらいを食べると満足らしく、3個目を差し出しても食べずにどこかへ行く。
試した工夫
このころになると、大きな変化や工夫をしなくても、サプリメント入りのカナヘビバイトの団子を作って口の前に持っていけば食いついてくれる状態を作ることができました。
結果|人工餌に慣れるまでにかかった日数
実際に人工餌のカナヘビバイトについて工夫も抵抗もなく、カナヘビのカナちゃんが朝晩食べるようになったに数は35日で約1ヶ月の期間でなれることができました。
慣れて良かったです。
人工餌に慣れさせられた成功のポイントだと思う事
基本として環境の管理として温湿度管理をある程度できていたこと。
一番良かったと思うのは、ピンセットで生き餌をもらえると思ってもらう環境を作ったこと
クモとよく似た大きさの団子をピンセットであげられたこと。
あとは生き餌と人工餌を混ぜながら根気強く試したことが良かったと感じます。
人工餌の大きさや形、硬さなど色々試しながら焦らず実施するのが良いかと感じます。
食べない時は、よく食べる餌を準備してそちらを与えながら根気強く実施が良いと思います。カナヘビの体調管理をしながらチャレンジが良いです。
今週からはクモが手に入らないので、人工餌のカナヘビバイトとコオロギも食べられるようになったのでその2つのハイブリッドで餌を与えています。
カナヘビ観察記録(2025年12月第3週)(観察してよかったこと)
- 寒くなってきたが冬眠せずに元気に過ごしている。
- コオロギも無理なく食べられるようになった。
- 人工餌のカナヘビバイトも食いつきよく食べてくれる
- バークチップの下に寒い時はいて、顔だけ出している姿がかわいい姿を見せてくれる。
餌の心配毎がありましたが一旦は解決ができました。寒くなるので環境と体調環境を整えて観察していきたいと思います。
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