今回は運のいい人というテーマです。運は自分次第ということで、本を読んで実践してみたことをまとめてみたいと思います。
あの人運がいいなと思う事ってあるかと思います。自分はどうなのか?他の人から見るともしかしたら運がいいと思われているかもしれないし、そうでないかもしれないです。
運がいい人には、科学的根拠があるということです。今回読んだ「科学がつきとめた「運のいい人」」ではどのような行動や考え方をしていくと運のいい人となれるのかということが書かれていましたので紹介と実践したことを紹介したいと思います。
この記事で分かること
「科学がつきとめた「運のいい人」」の書籍の要点
書籍を読んで実際試してみた内容。
試してみた結果と変化
続けれた理由
科学がつきとめた「運のいい人」を読んだきっかけ
疲れたりするとどうしてもポジティブな気持ちが起きなかったりして、良いことも沢山起きているのに、悪いことにフォーカスされてしまい。運と言う意味ではよくないな。なんて思う日があります。
今回は、運がいいと人には科学的根拠があるということで、運が良いと思っている人も、悪いと思っている人も起きている事象はよく似ており、その事象に対する捉え方、考え方が異なるということが紹介されていました。
どうせ思うなら運のよい人だと自分自身思った方が楽しく生活できると思いましたので、疲れた時のネガティブ思考の払しょくも含めて読んでみました。
科学がつきとめた「運のいい人」 要約
- 運のいい人は自分を大切にしている。よりよく生きているから運も味方する
- 自分なりの幸せのものさしを作り、しあわせな状態を積極的につくる努力をする。
- 運がいいと思い込む。
- 他者を思いやり、人の為に行動をとる。
- 自分のしあわせのものさしで測った目的や目標をもつ
- 運は考え方と行動パターンで決まる
| 書籍 | 科学がつきとめた「運のいい人」 |
|---|---|
| 著者 | 中野信子 |
| 出版社 | サンマーク出版 |
科学がつきとめた「運のいい人」の著者 中野信子先生の紹介
著者の中根信子先生は、脳科学者で医学博士ということで、有名な方です。テレビでも良くお見掛けしますね。脳や心理学をテーマにした研究や執筆活動を精力的に行っておられます。著書に「脳の闇」や「世界の頭のいい人がやっていることを1冊にまとめてみた」「エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ言いにくいことを賢く伝える技術」などがあります。
面白そうな題目の本があるので私もまた他の本も手に取ってみたいと思います。
科学がつきとめた「運のいい人」書籍構成と要約
「科学がつきとめた「運のいい人」」は全部で5章の構成となっています。おわりにまでで206ページの書籍です。プロローグでは、運がいい人とはどのような人か、運のいい人はどんな特徴があるのか等が書かれています。
1章から5章までは運のいい人が行っている考え方や行動についてそれぞれ解説されています。
1章では、運のいい人の考え方の部分が書かれています、自分の価値観でのしあわせは何か出会ったり、今の自分を変えるのではなく、今の自分のまま最大限に生かすような考え方を持つと言った感じです。2章は、こちらも考え方の話ですが、自分に対しての選択などをするときの考え方です。運がいいと思い込むや行動の選択時に少しリスクを取った方がよいなど。3章は、他者に対しての考え方や行動のとり方です。思いやりを持って接したり、他者が喜ぶような行動をとったりと言った内容です。4章では、行動の部分が書かれています。目的や目標を自分のものさしで決めて、続ける。5章では、祈るということが書かれています。自分の目的を達成した時に、他者も幸せになっている事を祈るという内容です。最後にエピローグとして、運は考え方と行動パターンで変わる為、考え方をや行動を決める脳自体を運のいい脳に変えていこうというものでした。
どの章に書かれていることも普段の生活の中でできることなので、やってみて運がいいと思えるのであればやる価値ありだと思います。
プロローグ:
1章:運のいい人は世界の中心に自分をすえる
2章:運のいい人は「自分が運がいい」と決め込む
3章:運のいい人は他人と「共に生きること」をめざす
4章:運にいいひとは目標や夢を「じぶんなりのしあわせのものさし」で決める
5章:運のいい人は祈る
エピローグ
科学がつきとめた「運のいい人」書籍 要点
- 運のいい人は自分の価値観で自分なりの幸せを把握する。自分なりの幸せな状態を作るために行動をする。
自分の好みを大切にし、自分が面白そうかどうかで決めることで幸せと感じる状態を長く続けられる。
自分のことを好きでいられるようにする。 - 自分のことを運がいいと思い込みプラスの自己イメージを持つ。自信を持てば成功率が上がる。プラスの自己イメージと運がいいを思い込みをセットにする。運がいいと声に出して言う。セロトニンやメラトニン、ドーパミンなどのホルモンが出るような行動をする。例えば、早寝早起きで運がよくなる。愛情をもって人を育てる。ストレスレベルを上げてみるなど。
- 自分だけではなく他人のことも思いやれると運がよくなる。長期的によりベターな選択肢をするとよい。他人を素直にほめることができる。相手をほめて喜んでくれると自身もうれしくなることで脳も喜び幸せを感じることができる。助けさせてもらうという気持ちで助けた時ほどありがとうという。
- 目的や目標をしあわせのものさしで決める。生きる目的、目標、それはしあわせのものさしで測ったものかそれを確認する必要がある。マイナスが続いてもゲームを下りず次のチャンスに備えることができる。マイナスの状況を引き受けどうするか考えることができ、マイナスの状況でもどう生かせるかを考えることができる人が運のいい人と言える。頭のどこかで夢を意識しておく。実現後をイメージすることで目標や夢を達成するための行動を促す。
- ポジティブにより多くの人に祈ることができる。自分だけではなく誰かの為である方が頑張ることができる。
科学がつきとめた「運のいい人」を読んで実験してみたこと
今回こちらの本を読んで、自分のしあわせのものさしを持って目的や目標を決めていく、幸せホルモンが出るような行動をとるであったり、他者の為に行動しほめられることが幸せにつながったり。運がいいと思い込んだり。
ほうほう、なるほどこれが運のいい人の考え方や行動かといったことが分かりました。その中で、何を実践してみたかということになります。
今回やってみたことは、
- 自分が運がいいと思い込む、そして常に運がいいという「自分は超ラッキーだから」と言い続ける。
- 早寝早起きを行い。ほめることを行う
- どんな時でもありがとうを言う事を意識する。
この3点を実施してみました。
これらを意識してみてどのような変化や気づきがあったかを検証してみたいと思います。やれたことやれなかったことがありますが、1か月くらい行ってみました。
科学がつきとめた「運のいい人」運がいいと思い込んでみた検証の結果
運がいいと思い込み常に自分はラッキーだと言い続けるとどのように感じるようになったか。
不思議と、混んでいる場所に行っても運よく駐車場が空いている。ちょうど駐車されていた車が出ていくと言った出来事がおおくなった。普段気づかない内容でもラッキーと思えるようになった。
朝早起きをして、ほめることを意識して増やした。
子どもが楽しそうで幸せな気持ちになる。また、次も頑張ろうという気持ちを子ども自体が持ってくれるとこちらもうれしい気持ちとなる。逆に家族に子どもが叱られた跡などは、子ども自体の発言もネガティブなものとなりこちらの気持ちも沈む。そういった気持になると幸せと感じることは少なくなりマイナス感情が出ることで、マイナスのスパイラルに陥る傾向があった。自分をほめる、子どもをほめることで全体が良い気持ちで幸せな気持ちになると感じる。
ありがとうを言い続けてみた。
仕事上のメールについて、過去は「お疲れ様です」から初めていた文面を、常に「いつもご協力ありがとうございます」にすべての返信で変更をした。また、資料や会議中での指摘や質問、叱られることがあった場合についても、「ありがとうございます、修正します」と言ったように、指摘してくれてありがとうと言う意思を伝えるようにした。
対立関係が減り、自分が何をするべきなのかを考えるようになった。やることが明確となるので、結果的に修正事項も早く対応が可能であった。逆に、ありがとうもなく、質問されたことに対してネガティブな感情をぶつけた時は、言い分が対立し、会議や調整に時間がかかりあまり良い成果を生むことがなく疲れた。
ありがとうと言うことについては、コンビニなどのお店で品物を購入して受け取る時に、店員さんがありがとうと言ってくれるが、私も受け取る時に品物を渡してくれてと言う意味を込めてありがとうを言うことにしてみた。
店員さんも嬉しそうなのでよかったと思えるようになった。結構行くお店なので、袋に入れてくれたりする対応が丁寧になった。
これらについて、自身で運が良いと感じることもあれば、外から見た場合に私のことを運がいいと見える人もいるのではないかと感じた。あとは、人の目などが余り気にならなくなって、不必要なストレスが減ったような気がします。
続けるうえでは、感謝をする。ありがとうを心掛ける。これが一番続けやすいと思います。まずはできるところからやれると次のステップも進めやすいと思います。
運がいいと思い込んで感謝を続けてみた気づき・まとめ
今回の本を読んで3つの点をやってみましたが、気持ち、行動面での変化が見られたと思います。
運が良い、悪いについては、書籍にも書かれていた通り、起きている事象は殆ど変わらないのにそれを経験した人の考え方と行動のにより良い、悪いに捉えてしまうといったところがあるのだろうなと感じました。
あとは、ゲームを下りずにチャンスを待つということもポイントだと思います。駐車場のこともそうですが、何周か回っていれば止められるときもあるので、良くないのは、諦めて他の遠い場所にある別の駐車場に止めたり、そこのお店に行くことをあきらめたりすることが目的や目標からずれることなのではないかと感じました。
自分を信じて諦めないことも大切だと感じます。
私として一番今後も続けたいのは、他者の為にほめるや行動をする。ただしそれは自己犠牲的なものではなくてと言うところが大切だと思いました。
うちの子に対しても成果だけにこだわるのではなく、努力したこと自体をほめる、違ったとしてもチャレンジできたことをほめる、楽しく取り組んでくれることに感謝して育っていってほしいと思いますので、そのあたりを継続して運のよい人になっていきたいと思います。
自称ラッキーパーソンを目指して生活をしていきたいと思ってます。少しの心持で色々と見えてくるものもあるので、興味ある方はお試しください。(気の持ちようかもですが、運がいいと思い込むのも楽しいです)
脳や潜在意識の話が好きならこちらの本もお勧めです。


書籍実験の総まとめ記事はこちらにあります。書籍の要約ややってた変化などをまとめています。

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