「やる気が出ない」って、自分のせい?
暑くなると、なんだか身体が重い。
気持ちもゆらゆら落ち着かない。
そんな“だるさ”に悩まされるのが、7月という季節。
でもそれ、あなたが「気合が足りない」からじゃありません。
夏は、体にとっても心にとって過酷な時期。
暑さ・湿度・冷房・日照時間……
体内のバランスが崩れやすく、自然と“ちょっとだるい”が生まれるんです。
だからまずは、ちゃんと理由があるんだと理解して、
自分を責めるより、いたわることからはじめてみましょう。
夏のだるさは「心の夏バテ」かも
身体のだるさに引っ張られて、心もゆるく疲れていきます。
- やる気が起きない
- 家事や育児に集中できない
- 子どもの小さな声がイライラに変わる
- どこか自己嫌悪で落ち込んでしまう
こんな状態のとき、必要なのはがんばりじゃなくゆる整え。
身体と心をちょっとずつ、ととのえていく夏の“ほぐし習慣”をつくってみましょう。
わたしの「ゆる整え習慣」:1日をめぐるセルフケア
ここからは、実際にわたしが思い立った時に(だいぶんゆるいですが・・)実践している「夏のゆる整え習慣」をご紹介します。
どれも5分~15分でできる、ゆるくできるものたちです。
☀ 朝:朝日を浴びて、「今日もとても幸せです」
朝起きたら、まずカーテンを開けて朝日をしっかり浴びる。
そのあと、「今日もとても幸せです」
と、声に出す or 心の中で唱える。
これ、シンプルだけどとても効果的。
脳が「幸せである」と認識し、ポジティブなエネルギーがチャージ。
🌞 昼:甘いものとルイボスティーで“ほっと一息”
仕事でのお昼休憩。お昼ごはんの後は、無理に動かない。
あえて“だらける時間”を肯定しています。
わたしは、小さな甘いおやつとルイボスティーをセットにして、
「自分のためのリラックスタイム」を用意。
お気に入りのマグカップやちょっとした読書など、
“ごほうびのような時間”を挟むことで、午後の気持ちもやさしく保てます。
🍧 休みの日:たまには「何もしない日」を宣言する
休日は、“がんばらない宣言”を自分に。
「今日は何も予定を詰めなくていい」
「だらだらすることも大切な時間」
そんな風に、自分に許可を出してみるんです。
ソファでゴロゴロ、昼寝、お風呂上がりにアイスを食べる。
「何もしない」からこそ回復できるエネルギーがあります。
家族のみんなに協力を仰いでからにした方がいいかも。
🌙 夜:湯船・マッサージ・ストレッチの“おやすみルーティン”
夜は、ととのえのゴールデンタイム。
- 湯船にゆっくり浸かる
- 手や頭をもみもみ、軽くマッサージ
- 布団に入る前に軽いストレッチ
この3点セットが、心と身体をじんわり緩めてくれます。
とくに頭のマッサージは、パソコンやスマホで固まった思考をふわっと開放してくれる感覚。
ストレッチも、寝転びながら手足を伸ばすだけでOK。
翌朝、気持ちよく目覚められるようになりました。
ゆる整えの習慣リスト:“少しだけ”こんなこともやってみてもいいかも
前段は私の例を簡単にあげてみましたが、7月は、何かを“足す”より、“引く”のが良いかなと思います。。
無理のない小さな習慣で、気持ちをやさしく守る工夫をしてみたらよいかと思い、こんな少しだけの習慣もいいかもと思うものを書いて見ました。
☀️朝:5分の白湯+深呼吸タイム
起き抜けに冷たい飲み物をがぶ飲みしていませんか?
白湯をゆっくり飲みながら深呼吸することで、気持ちと心を整えてみましょう。
「今朝も大丈夫。ゆっくりいこうね」
そんな声かけを自分にしてあげてください。
🌤午後:なにもしない“だらだら時間”を肯定する
お昼ごはんのあとは、自然と眠くなるのが当たり前。
15分だけでも、ソファでごろーんとして目をつぶってみる。
それだけで、意外と頭も気持ちもリセットできます。
🌙夜:眠る前に“無”になれることを一つ
たとえば…
- 湯船に浸かる
- アロマやお香をたいて深呼吸
- 足をマッサージしながらお気に入りの音楽を流す
眠る前の10分、自分をととのえる“空白の時間”を持てると、1日をやさしく終われます。
自分への言葉が“潜在意識”を整える
疲れているときに「もっとちゃんとしなきゃ」「やらなきゃ」って、自分にプレッシャーをかけていませんか?
それ、潜在意識に“自分を責める言葉”として蓄積してしまうこともあるんです。
逆に、やさしいセルフトークを繰り返せば、潜在意識が「大丈夫」「自分には価値がある」と認識し、行動も変わっていきます。
✨おすすめの声かけリスト
- 「今日はゆるくてもいい日」
- 「わたし、よくがんばってるよ」
- 「今日もとても幸せだ」
なんて声掛けを朝やってみては、気持ちがリラックスできるかも
子どもにも届けたい、「だらだらOK」のサイン
子どもたちも、夏は見えない疲れを抱えています。
特に、わたしの子どもは感覚タイプのムードメーカー。
普段は元気いっぱいだけど、気温や環境の変化に敏感です。
そんなとき、親が「ゆるくていいよ」「今日はだらだらしよう」と声をかけることで、
安心と回復の場をつくってあげられる。
習い事での頑張りたいも、
がんばる日と、休む日をバランスよく応援したい。
整えられる環境があるからこそ、才能ものびのびと育つのかなと思ったりします。。
毎日だらけると大変なので、夏のだるいが見え隠れしたらやってみて。
おわりに:「ゆる整え」は、愛情のかけ方
がんばらずに、整える。
ゆるくても、しっかり心と身体は応えてくれる。
この「ゆる整え」は、
言い換えれば、自分や家族へのやさしいなんだと思います。
焦らず、ゆるりと。
「今日はこれだけできたからOK」
そんなふうに、日々を自分らしく抱きしめる7月になりますように🌿
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