「整えよう」としなくていい。ただ、朝の空気に耳をすませばいい。
朝の時間は、自分を取り戻すひととき
平日の朝は、いつもどこか慌ただしいもの。
けれど、そんな中でも「自分に戻れる時間」がほんの少しあると、不思議と1日が落ち着いて流れ出します。
私は今、朝5時〜5時半に起きる生活を続けています。
きっかけは、忙しさのなかで心が追いつかなくなった時期に、「自分の気持ちを整える時間」がどうしても必要になったから。
ルーティンと言っても、決してストイックなものではありません。
自分にやさしく、できる範囲で。そんな“やわらかい習慣”をご紹介します。
朝は、心も身体もまだ誰のものでもない時間。
一番クリアで、ノイズが少なく、自分の声が聞こえやすい時間です。
夜はどうしても疲れていて、整える気力が残っていない。
でも朝は、まだ「今日という1日」がまっさらな状態で待ってくれている。
私はこの時間に“自分を整えること”を程よく使っています。あくまでもゆるりと利用です。
私の“やさしい朝時間”ルーティン
5:00〜5:30 起床
アラームに急かされることなく目を覚ましたら、まずはお茶かコーヒーを一杯。
温かい飲み物が喉を通る感覚で、身体がゆっくり目覚めていくのを感じます。
盆栽と花に水やり
朝の光の中で、静かに植物と向き合う時間。
水をやりながら小さな変化に気づいたり、葉の色に季節の移ろいを感じたり。
自然とつながることで、自分の感覚も落ち着いてくるのがわかります。
6:30 出勤
車に乗り込んで、出勤ルートへ。
途中のコンビニに立ち寄るのがちょっとした“自分時間”のような感覚。
水筒に淹れてきたコーヒーを、車の中でラジオを聞きながら一口ずつ飲む。
この時間がとても好きです。
出勤後の手帳タイム(7:10〜)
職場に着いたら、まずは手帳を開いて「今日の自分のイメージ」を練る。
「今日は“ファシリテーター”でいこう」とか、「“調整役”に徹しよう」など、
その日の自分のスタンスを言葉にすると、なんとなく、そんな一日が過ごせるような気がします。
気持ちが乗らない時などはスーパーラッキー○○なんて、運任せなイメージも。一日がラッキーと思えるように。
そして、1日の予定を確認しながら、「今日はどうありたいか」「何を大切にしたいか」を一言ノートに書く。
やれる時もやれない時も、ゆるっと書いています。
続けるコツと、できていないこと
実は、ずっとやりたいと思いながらも朝の散歩だけは、まだ実現できていません。
5時に起きているのだから20分くらい歩けそうなものだけれど、冬場の寒い日や疲れた日はなかなか一歩が踏み出せない。いつも春には始めたいとは思うのだけれど。。
自分の生活に無理なく取り入れられるよう、次こそ、という気持ちでいます。
まとめ:「整える」というより「整っていく」朝
私にとって、朝の時間は“自分を整えるための時間”というよりも、
「自然と整っていく」ような流れを感じる時間です。
予定どおりいかない日もあるし、気分が乗らない日もある。
それでも、コーヒーの香りや植物の緑、ラジオから流れる声、
そうしたものに触れながら静かに始まる朝は、それだけで十分。
これからも、無理をせず、自分にちょうどいい“やさしい朝時間”を育てていきたいと思っています。
皆さんもきっと朝気づかず行っているルーティン的なものがあると思います。私の方はゆるゆるやっていますが、疲れた時など参考にしてあげてください。
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